教育プログラム
放射線災害専門スタッフ養成コース(学類)
大学名等 | 筑波大学医学群医学類 |
---|---|
対象 | 医学生 |
修業期間 | 6年 |
養成すべき人材像 | 放射線災害時のあらゆる時相で、専門の知識と技術を持ったスタッフとして広く活躍できる医師を養成します。 |
履修科目等
[基礎モジュール]
- 講義:
- 放射線科学(2単位相当)
臨床疫学(1単位相当)
救急医療学(2単位相当)
[専門モジュール]
- 講義:
- 放射線健康リスク科学(2単位相当)
臨床疫学特論(2単位相当)
- 実習:
- 放射線管理学(2単位相当)
臨床疫学(1単位相当)
救急医学(1単位相当)
教育内容の特色等
本コースは学類(部)課程において証明書を発行するユニークなコースであり、プログラムは基礎と専門の2段階モジュールとなります。
- 基礎モジュールは必修とし、放射線災害時に必要となる最低限の知識を教授します。これにより、資格取得後の医師はゼロベースから学習する必要がなくなり、本プログラムの実施によってこの問題を解決できます。
- 専門モジュールでは、クライシスコミュニケーションやリスクコミュニケーション等を含む放射線災害時に対応できる高度な知識を身につけさせる講義(放射線健康リスク科学、臨床疫学特論)を開講し、さらには実習(放射線管理学、臨床疫学、救急医学)も取り入れます。
指導体制
医学生を対象とした学類(部)教育プログラムであり、学類の全教員で教育にあたります。放射線災害時の医療に特化した領域においては、事業推進委員会の専門スタッフが責任を持って教育を進めます。
教育プログラム・コース修了者のキャリアパス構想
放射線災害が発生した場合に、災害発生初期の緊急被ばく医療から、復興期の継続的な放射線に対する健康管理までの各時相に応じて、習得した専門の知識と技術をもって活躍できる人材となります。
受入開始時期
平成30年4月